格安ソープとSMは大体同じ
どの世界でもそうであるように、風俗業界の中でも業種ごとにそれぞれ思うところがあり、皆それぞれの正義を持っていた。
その中でも,一番よく聞いたのが
SMの子が「格安ソープは無理、1日何回もセックスするなんて有り得ない」
格安ソープの子が「SMは無理、ハードプレイしてまで稼ぎたくない」
というセリフだった。
この両者はよく対立していた。直接戦争が起きるわけではなかったが、たしかにこの両者間には思想の対立があった。
争いは同じレベルの者同士でしか発生しないと「神のみぞ知るセカイ」で言っていたから、きっと格安ソープとSMは同じようなものなんだろうな。。と思う。
実際、SMと格安ソープの掛け持ちは稼ぐ鉄板と言われてた時代もあったし、面接していても前職が格安ソープと言う子は多い。
同じジャンルの子たちなのだろう。
私もソープとSMを掛け持ちしていた事がある。
傍から見れば同じ風俗嬢。SMも格安ソープも両方比較的「しんどい」カテゴリの風俗である。
普通のソフトなヘルスで稼ぐ子や、高級ヘルスなどで稼げている偏差値高い女子からしたら「どっちもやだ」と同じカテゴリに入れられるだろう。
さらに、愛人で稼いでる子からしたら「風俗なんて嫌」
どこまでもいってもマウンティングは終わらない。
皆「私だけは違う」と思いたい。
正直、私もマウンティングをしたくなる時がある。
傍から見たら同じ風俗嬢、そんなのは承知の上だ。
マウンティングの向こう側にあるコンプレックスを見透かされたらどうしよう、そう思っていても言ってしまう時がある。
でもちょっと恥ずかしいからいつもそういう時は
「まあ皆似たようなもんなんだけどねー」とか言って
「私は決して無自覚で言ってるんじゃないですよ」とアピールをしたりしてしまう。全く情けない話だ。無自覚より悪質かもしれない。
人は人。私は私。精進したいものだ。
今日は雑談でした。
風俗嬢の中のカースト地図でも作ってみようかな。